こんにちは。本日もご訪問ありがとうございます。
突然ですが、

と、お子さんの言動に対して、モヤモヤ、イライラしたことはありませんか?
私は、あります。あぁ…息子に言ったことが響いていない…。その様子にイライラ…。イライラしてしまう自分にもイライラ…。
んーーーーーなんでこんな展開が生まれてしまうのでしょうか?
- 子供にやる気がないから?
- 伝え方が悪いから?
んーーーー????

やる気ってなに?
そもそも、やる気がないってどんな状態でしょう。
強いて言うなら無気力にぼーーーっとしている状態でしょうか…。

何かしらやっている状態ではないでしょうか。遊んだり、テレビを見たり。
それはすべて、やる気があるからしています。遊ぶやる気。テレビをみるやる気。

でも、「やる気がない!」と思ってしまう時がある…つまりそれは
ポイント
自分が望んでいる行動をとってくれていないだけ、なんですね。

でもでも、本人が自然と抱くやる気だけを尊重してあげる事は、なかなか難しい…。
そりゃ好きな事だけさせてあげたいけど、そういうわけにもいかないですよね。
では、どのようにしたら興味がなかったことにもやる気を出してくれるのでしょう?
やる気を促せるかは、伝え方次第

良かれと思っていったことでも、相手によって感じ方が全然変わってくるんですよ。
- 親がそう命じるなら絶対逆をしてやる
- 「あなたのため」って言われるとやる気がでないの
- 競争相手がいないと、がんばれる気がしない
- みんながやってるならやってもいいよ
- 放っておいて。口を挟まれるとやる気をなくす
- 細かいことが気になって前へ進めない
- 人と競争とかさせないで!

今回ご紹介する「人間は9タイプ・子供とあなたの伸ばし方説明書」という本を参考にすると、この真逆の効果を防げます。
この本の使い方は
- 事前に診断テストを受ける
- お子さんがどのタイプに当てはまるのかを把握する
- 今後の対応の仕方を学ぶ
これだけです!!!このタイプの説明がかなり詳しくて、ためになるんです!
著者、坪田信貴さんの考え方
サイズの合った服を選ぶように、タイプ別の声掛けをしていく事が大切!!
服を買う時、お子さんの体を守ったり、個性を出すために、その子自身に「似合う」「適した」服を選びますよね。
「育て方」「教育」「付き合い方」に関してはどうでしょう??
見た目と一緒で中身にも個性があるはずのに「同じ育て方」「同じ勉強の方法」「同じやり方」でうまくいくはずがないのです。

そして、意外と盲点。
自分自身のタイプについて知っておくことも大切なんです。
自分のことなんだから、わかってて当然だと思いませんか?
でも、意外と自分が変わり者だったりするんですよ(笑)
お子さんが突拍子のない事をして、「なんだそりゃ!」て思う事も、他の大人が見たら何でもないことだったり。
関連
あ、ちなみに、

と思った方いますか?私もまさしくそういうタイプ。「そんな単純じゃない。」と思っていました。でも、そもそも「そんな風に分けられっこない、という考え方を持つタイプ」と分けられるらしいですよ。(笑)
この時に気が付いました。「あ、みんなそう考えるわけじゃないんだ…と(笑)」
これに関しては、こちらに書いてありました。めちゃくちゃ面白くてお勧めです。
9つのタイプ
診断テストを受けたら、あなた自身とお子さんがどのタイプかがわかります。
9つのタイプ
- 完璧主義者タイプ
- 献身家タイプ
- 達成者タイプ
- 芸術家タイプ
- 研究者タイプ
- 堅実家タイプ
- 楽天家タイプ
- 統率者タイプ
- 調停者タイプ
そして、それぞれのタイプについての解説と気を付けるポイントが詳しく書かれていますよ。
- タイプの傾向
- 伸ばすとよいところ
- 接し方
- 苦手な行動・周りが把握するとよい点
- このタイプが嫌う周囲の言動
- 心が乱れ、未熟な面が出始めた時の特徴
- 暗黒面が露骨になった後の言動と心理
- やる気にさせる方法
- 我が子だった場合の指導術
- じぶんの心のモヤモヤを晴らす方法

ちなみに、どのタイプだからダメだ、という話ではないです。
各タイプの長所を把握して、それを伸ばしていきましょう!という事なんです。

- 短所是正:短所を直そうとする
- 長所伸展:長所をほめて伸ばす
日本は、90点とれた教科よりも、50点の教科をどうにかしようと考える傾向にあります。
一方、欧米では、長所をさらに伸ばせば、短所は後から伸びていくという考え方が強いようです。
長所伸展の考え方で、いいところをたくさん認めてあげると自己肯定感も強くなり、チャレンジ精神も伸びるんですよ。
著者の坪田さんも、まさしく長所伸展を大切にされており、長所をしるためのタイプ別の本っていう感じです。
後半には、タイプ別・学習指導のポイントも書かれており、その内容にも納得でした。
ちなみに私は「研究者タイプ」です。

と納得しまくり。
「人のタイプなんて簡単にわけらるものじゃない!!」と思っていた私が、です(笑)
終わりに
お子さんのタイプを知る事で、知らなかった一面を知ることができるかもしれません。
少なくとも私は、息子の考え方を知るヒントを貰え、いまいち理解してあげられなかった言動を見守れるようになりました。
息子にとって「自分の事を理解し、認めてくれる人がいる」という安心きる存在でありたいと思っている私には、とてもいい出会いとなりました。
診断テストは、小学生以上向けなのですが、代わりに親御さんが答える事も出来ます。うちは息子が答えてくれたのですが、予想外の返答が多くて「え?そんな風に思うの?!」の連続(笑)なかなか面白いので、良かったら試してみてくださいね。お勧めです!