英語で会話をする時、言ってる単語はそれぞれ聞き取れているのに
となった経験はありませんか?
なんて、私はよく思っていたものです。実際に、これが理由の時もあるんですけどね。
でも実は、聞き取れていないのではなく、相手は俗語を使っている可能性があるんですよ。話の内容がわからないのは、私達がその表現方法を知らないからなのかもしれないのです。
例えば、日本でもだいぶ浸透していますが「How's it going?」。
「調子どう?」という挨拶変わりに使われる言葉ですが、知らなかったら「itってなんのことだ?」なんて考えかねません。
「How's it going?=調子どう?」これを知ってるだけで、会話がスムーズに始まります。
つまり、俗語をある程度知っておくことが、ヒアリング力を向上させるコツ。会話を弾ませるコツだとも言えるんですね。
ヒアリング力アップのコツ!俗語とは?
【参考:goo辞書】
1 文章語や雅語に対して、世間で日常的に用いる言葉。口語。
2 あらたまった場面では使われないような卑俗な言葉。「てめえ」「やばい」の類。スラング。
3 「俗諺 (ぞくげん) 」に同じ。
今回ご紹介する本に載っているのは、1番の日常的に用いる言語がメインになっています。
片言英語の私が俗語を使うと変??
ちなみに…
なんて考えてしまう私。
「お!?英語知ってるね!?」「かっこいーじゃない?!」って思うよ~っ!!という意見をいただきました(笑)まぁ、使う場や相手をしっかり意識したうえで、が大前提ですけどね。
おすすめの2冊の本
ご紹介したい本は、この2冊!
ためぐち英語
日常会話に使うため口(俗語)を「あいづち」や「共感」などグループに分けて紹介されています。
見開きの右側のページに問題が載っていて、そのページの裏側に答えが載っていますよ。
答えのページには解説がついているのですが、要点が絞られているため、混乱せず使いやすいです。
この本の特徴は、とにかくシンプル。
覚えやすい作りになっているため、学習が効率的に進められます。
「カジュアル系」英語のトリセツ
こちらは、先ほどとは少し異なり、文面で使う俗語がメインとなっています。
世の中では、メール・SNS・チャットでもかなりカジュアルな表現が使われているのですが、これがなかなかややこしい。
昔、LOLというのを見て「なんかの様子を絵で表現してる?」と思った私は、顔を横にしたりして、どうにか理解しようとしたものです…。
他にも「PCM」や「W84M」などたくさんの表現方法があるのですが、本書では実際のメール文に取り入れた例文が載っています。よりリアルな使い方がわかるようになっていますよ。
解説もしっかり載っており、使用するのに適した状況や、文化的背景なども知ることができます。
最後に
と私は考えてしまっていたのですが、そんな後回しにせず、「今の言葉」を把握していたほうが会話はかなりスムーズになります。
メールに関しては、知っていないと「もはや暗号の連続で読解できない…」なんて展開もあります。私は、しょっちゅうそれです(笑)
実際に使うことに抵抗があったとしても、知識として頭に入れておいて損はないではず。
ただ、日本語と同じように言葉には流行り廃れがあります。
本当に今使われている言葉なのか?古いものを載せていないのか?この点は注意するようにしましょう。