日本にいてはなかなか気が付かない、日本人ならではの習慣。英語の使い方。
あるんです!あるんです!たくさんあるんです!
私がイギリスに留学していた時も、
と、後になって恥ずかしい思いをした事あります。
外国から来た方に「わわわ…日本人って怖いな…..。」「あれ…なんだか寂しいな…。」なんて感じさせている事もあります。
何でもかんでも、海外に寄せて振舞う必要はないと思いますが、知ってると知らないじゃ大違い。
外国人が驚く日本人の習慣
世界は広い!文化も国民性も全然違う!いろんな習慣の差があるのは当然です!
どっちが良い悪いと言いたいわけではないんです。
「こんな違いがあり、こんな風に海外の方は感じる事があるんだな」と子供達が知っておくのも、いつか役立つのかもしれないなって思うだけなんです。
実際に私が留学先で経験した事や、外国から来た友人に話を聞いた事を、いくつか紹介したいと思います。
電車の中で隣に座らない
「電車に乗ってるとき、私の隣には誰も座らないの…他の席はいっぱいだし、立ってる人もいるのに…」
日本がすごく好きで、念願の日本旅行!とワクワクしながら来日した友人が、すごく寂しそうに話していたんです。
彼女は、決して見た目が怖いわけでもなく、明るい雰囲気。怯えられたとは考えにくい…。
私はこの話を聞いた時「そういえば、そういう傾向があるのかも…?」と、ハッとさせられました。
- 外国人慣れしておらず、緊張してしまうから?
- 英語で話しかけられたらどうしよう…という心理が働いて?
理由は分かりませんが、たぶんそこに悪意はない…。でも、確かに距離をとる傾向にあるのです。
正直その違和感に気が付かず、深く考えた事すらない私…。
隣の席だけが埋まらない事に、疎外感を感じる方もいる。
しっかり把握しておきたいと感じた出来事でした。
言葉使いが乱暴
「もう慣れたけどね。それでも、公共の場で職員の方が使う英語に、ドキッとする時があるんだ。」
日本に来て何年もたつ友人から聞いた言葉です。
おやおや?どういうこと?と思って聞いていると、理由は「命令形」である事が分かりました。
公共の場なので言われる「お金を入れろ。」「そこに行け。」などなど。たぶんここにも悪気なんてなく、伝えようとしているだけなんです。
私は、英語で対応してる職員の方を見るたびに「立派だな…」と感心してだけに、ドキッ。
そっと自分の英語の見直しをしたものです。
参考
命令形に「Please」をつけると、丁寧な頼み方になる!というイメージはありませんか?
確かに命令形のままでいるよりは良いですが、礼儀正しい丁寧な言葉になるわけではないみたいなんです!
「~してちょうだい!」のような、少し上から目線な言い方になってしまうらしいんですよ…
親しい関係なら「Can you~?」、もっと丁寧に伝えたいなら「Could you~?」をやはり使う必要があるようです。
目をそらす
「街中で目があったとき、みんな目をそらすよね…にこって笑わないの?」
これは本当にいろんな国の方が言うセリフです。
もう、これは文化としかいいようがないのかも知れません…。
「日本人はシャイなんだね。」「寂しいなぁ。」「なんてつまらないの?!」など、様々な意見を耳にしてきました。
微笑を意識してみたら…
セブに親子留学していた時、この事はすでに把握していたので、目が合うと「にこっ」とするように意識してみたんです。(もちろん、時と場合によりますが)
想像以上に、気持ちのいい空気が流れました。
ふんわりとした空気がながれると、英語で話しかけやすくもなり、全然交流のない先生や生徒とも仲良くなることができました。
交友関係を広げてくれる「微笑み」!侮れません!
鼻をすする
「このティッシュ使いなよ…」
これは、私がイギリスに留学していたころ、友達に言われたセリフです。
当時、風邪を引いていた私は、授業中ひたすら鼻水をすすっていたんです。
すると見かねた友達が、ポケットティッシュを差し出してくれたんですよね。
でも、当時19歳の私。人前で鼻をかむ抵抗があり、そのティッシュを使うことが出来ませんでした。
結局使わずに返す事になって、「申し訳ないな…でも、さりげなく差し出してくれるなんてさすがだな…」なんて思っていたんです。後から知りました…(結構メジャーなのに 笑)
親切で渡してくれたのもあるかもしれませんが、彼のキャラ的に「おいおいっ!聞き苦しいから、ちゃんと鼻かめよ…」という意図があったような気がしてなりません…笑(面白い人なんですけどね。)
知らないってこわい…。
相槌が多い
「日本人は相槌が多いよね…ちょっと話しにくいんだよね…」
となりませんか?私は、初めて聞いた時にすごい驚きました。
日本人の?私の?感覚だと、相槌は「ちゃんと話を聞いてるよ。」という合図くらいな位置づけで。
なんなら、相手が話しやすいよう促すもので。
でも、外国の方からすると「ハイハイ。それで?」のように適当に聞かれているような、早く話を終わらせてと促されているような、そんな印象を持つそうです。
まとめ
文化や習慣の違いは、あって当然です。そして、国籍関係なく個人差もあります。
絶対にこっちが正解!ていう物ではないとは思うんですよね。だって、ただ違う文化なんだから。
でも、いつのまにか不快感を与えてしまっているって、ちょっと残念な気がしませんか?
知らず知らずに起きてしまっている「もったいないすれ違い」を把握する事は、
もっと素敵な関係につながるのでは?!と期待を込めずにはいられない私でした。
関連
「What time is it now ? 」がまさかの間違い!?!?
ぜひ知っておきたい【日本人あるある!間違った英語の使い方 】