
この記事でわかること
- NOVAの中学生コース「中学英語専科」の内容と料金(2026年10月時点)
- 中学生で英会話教室を続けられる子と、やめてしまう子の違い
- NOVAが向いている家庭・向いていない家庭
- 教室とオンライン、中学生はどちらが続きやすいか
「小学生のときから英会話に通わせてきたけれど、中学生になっても続けるべき?」
「NOVAに中学生のコースがあるみたいだけど、成績は上がるの?」

中学生になると、部活と定期テストで時間がなくなります。英会話をこのまま続けるか、学校の成績に直結する塾へ切り替えるか。多くの家庭がここで迷います。
私は以前、子供向けの英会話教室でスタッフをしていました。中学生になったタイミングで教室をやめていく子を、何人も見送ってきました。息子(現在中3)は教室ではなくオンラインを選び、中3の最初の英検で準2級にスルッと合格しました。スコアは「準2級プラス」の合格基準も超えていました。
この記事では、NOVAの中学生コースの中身を公式情報で確認しながら、「中学生が英語の習い事を続けるには何が必要か」を、教室側にいた立場からお伝えします。
先に結論
NOVAの中学生コースは、「学校の成績」と「話せる英語」を1か所でまとめたい家庭に向いています。ただし成績が伸びるかどうかは、通う回数より家で勉強するかどうかで決まります。そこを後押ししてくれるかを、体験のときに確かめてください。
NOVAの中学生コース「中学英語専科」とは
NOVAには、2025年4月から中学生専用の「中学英語専科」があります。小学生までの「NOVAバイリンガルKIDS」とは別のコースです。
| 対象 | 中学1〜3年生 |
|---|---|
| 内容 | 日本人講師の教科書準拠レッスン+外国人講師の実践英会話 |
| コース | 中学オールインパック/定期テスト対策/リスニング・スピーキング対策/英検®対策 |
| 月謝(税込) | 中1 19,580円〜/中2 20,240円〜/中3 21,120円〜 |
| 自宅学習 | NOVA KIDSチャンネル・ネイティブKIDS・英検チャンネルが使える |
| 無料体験 | あり(内容は校舎によって異なります) |
※2026年10月にNOVA公式サイトで確認。レッスン時間・クラス人数・入学金・教材費は公式に記載がないため、体験のときに確認してください。
ポイントは、学校の成績対策と英会話が同じコースに入っていることです。中学生になると「テスト前だけ塾」「話す練習は英会話」と分かれがちですが、それを1本にまとめた形です。
なお小学生までのバイリンガルKIDSは、駅前留学校が外国人講師、サテライト校が日本人講師という区分で、サテライト校は月8,250円(税込)からです。中学生コースになると、この倍以上の金額になります。
中学生で続く子・やめる子の違い|元スタッフが見てきたこと

先に結論を書くと、続くかどうかを決めていたのは英語の力ではなく、時間の都合でした。
やめる理由は「学校対策の塾へ切り替え」がいちばん多い
教室で働いていた頃、中学生になって退会する子の理由でいちばん多かったのが、時間の都合で、英会話より学校の成績対策の塾に切り替えるというものです。
英語が嫌いになったわけではありません。部活が始まり、定期テストが近づくと、「今この時間に何をするのが得か」で選ばれます。話す練習は、どうしても後回しになりやすいんです。
保護者の方から受けた相談も、ほとんどが同じでした。「時間が合わない」。この一言です。

だからこそ、中学生で英語の習い事を選ぶときは、レッスンの中身より先に「続けられる時間に収まるか」を見てほしいと思います。
大手の強みは「振替を取りやすい」こと
NOVAのような全国チェーンと、個人・小規模の教室。中学生にとっていちばん違うのは、振替の取りやすさだと感じていました。
校舎が大きく、クラスや時間帯が複数あるほど、別の日に振り替えやすくなります。部活の大会や試験前など、中学生は予定が崩れます。そのときに休むのではなく振り替えられるかどうかが、そのまま「続くかどうか」になります。
ただ、NOVAの公式サイトには、キッズ・中学生コースの振替ルールが載っていません(2026年10月にコース紹介ページとよくある質問を確認。振替の案内があるのは、別サービスの「お茶の間留学」のページだけでした)。校舎ごとに運用が違う可能性があります。

そのため、無料体験のときに次の3つを聞いてみてください。
- 振替は月に何回まで取れますか
- 部活の大会や試験前など、直前の連絡でも振替できますか
- 振替できる曜日・時間帯はどれくらいありますか
NOVAの中学生コースに期待できること
期待できるのは、家庭学習のやり方まで相談できる可能性です。
「家で勉強する」までを後押ししてもらえるか
正直に言うと、NOVAに限らず、成績は家でも勉強してこそ伸びます。週1回のレッスンだけで学校の成績が上がることは、まずありません。
大事なのは、塾や教室に「お任せ」にしないことです。そのうえで、テスト対策をうたっているところは、家庭学習の進め方やアドバイスをもらいやすいです。テストの範囲に沿って「今週は家でここをやっておいて」と言ってもらえるなら、それは通う価値になります。
NOVAには自宅学習用のコンテンツ(NOVA KIDSチャンネル、英検チャンネルなど)もあります。レッスンのない日に何をするかまで一緒に決められるかどうか、体験のときに確認してみてください。
英語を「話す」機会が消えない
中学生から学校対策の塾だけに切り替えると、英語を口に出す時間はゼロになります。読む・書くはできても、話す力は伸びないままです。
NOVAの中学生コースは、教科書準拠のレッスンと外国人講師の英会話が同じコースに入っています。成績対策をしながら、話す機会も残せるのは大きな利点です。
NOVAとオンライン英会話、月謝はどのくらい違う?
中学生の英語に月いくらかけるかを決めるために、オンライン英会話と並べてみます。
| 月額(税込) | 形式 | |
|---|---|---|
| NOVA 中学英語専科 | 中1 19,580円/中2 20,240円/中3 21,120円〜 | 通学。日本人講師の教科書準拠+外国人講師の英会話 |
| オンライン英会話(安めのところ) | 月8回で4,840〜6,180円 | 自宅。1対1が中心 |
| オンライン英会話(ネイティブ中心) | 週2回で18,700円〜 | 自宅。カリキュラムがしっかり |
※2026年10月に各公式サイトで確認した金額です。

通学には「決まった時間に行く」という強制力があります。反対に、部活で予定が崩れやすい子には、それが負担にもなります。
オンライン英会話の料金相場と、1回あたりで比べる方法はこちら
気になる点
申し込む前に知っておいてほしい点もあります。
月2万円前後で、塾との掛け持ちは負担が大きい
中学生コースの月謝は、税込で2万円前後です。ほかに数学や国語の塾も考えると、掛け持ちは家計に重くのしかかります。「英語はここ1本にする」と決められるかが、判断の分かれ目です。
校舎によって先生も雰囲気も変わる
教室の習い事は、同じ看板でも校舎と担当の先生で印象が大きく変わります。ネット上の口コミが良くても悪くても、通う校舎の体験レッスンを受けないと判断できません。これは私が働いていた教室でも同じでした。
レッスン時間・クラス人数・振替ルールが公式に書かれていない
1回の時間、クラスの人数、入学金、教材費、そして振替のルールは、公式サイトに載っていません。月謝以外にいくらかかるか、休んだときに振り替えられるかは、体験のときに必ず確認してください。
向いている家庭・向いていない家庭
向いている家庭
- 学校の成績と英会話を1か所でまとめたい
- 通える範囲にNOVAの校舎があり、振替が取りやすい時間帯がある
- 英検も見据えている
- 家での勉強のやり方まで相談したい
向いていない家庭
- 部活で帰宅が遅く、決まった曜日・時間に通うのが難しい
- 英語にかける予算を月1万円以内に抑えたい
- 子供がマンツーマンのほうが伸びるタイプ
中学生は教室とオンライン、どちらが続く?

わが家は、教室ではなくオンラインを選びました。理由は2つです。
① 通わなくていいのが、とにかく楽だった
送り迎えがなく、部活から帰ってすぐ受けられます。フル勤務で時間のない私には、これがいちばん大きかったです。
② マンツーマンのほうが息子に合うと思った
もともと人に話しかけるのが苦手なタイプでした。1対1なら、話す時間がまるごと自分のものになります。
結果として、息子は小3から中3まで続けられました。中3の最初の英検も、危なげなく一発合格。学校の英語にも自信を持っています。
とはいえ、オンラインが万能ということではありません。友達と一緒のほうが張り合いが出る子、家だと集中できない子には、教室のほうが合います。通いやすさと子供のタイプで選んでください。
無料体験の申し込み方
NOVAの体験は、公式サイトのフォームから申し込みます。
① 通える校舎を選ぶ
中学生コースがある校舎かどうかを確認します。駅前留学校とサテライト校で講師が変わります。
② 体験で「時間」と「お金」を確認する
振替のルール、1回の時間、クラス人数、入学金・教材費を聞きます。ここが中学生ではいちばん大事です。
③ 家でやることまで聞く
「レッスンのない日は、家で何をすればいいですか」と質問してみてください。具体的に答えてくれる教室は、成績にもつながりやすいです。
よくある質問
中学生の英語の習い事で、よく聞かれることをまとめました。
Q1. NOVAの中学生コースで、学校の成績は上がりますか?
レッスンだけでは足りません。家庭学習をセットにして、はじめて成績につながります。教科書準拠のコースなので、家でやる範囲のアドバイスはもらいやすいはずです。
Q2. 小学生のコースから中学生コースへは、そのまま続けられますか?
中学生には「中学英語専科」という別のコースが用意されています。内容も料金も変わるので、切り替えの時期に校舎で確認してください。
Q3. 部活が忙しくても通えますか?
振替が取りやすい校舎なら続けやすいです。反対に、振替の枠が少ない校舎だと、休みが増えてやめる流れになりがちです。体験のときに必ず聞いてください。
Q4. 英会話教室と塾、中学生はどちらを選ぶべきですか?
成績だけを優先するなら塾です。ただ、そこで英語を話す時間はなくなります。「話す力も残したい」なら、成績対策と英会話が1つになったコースか、オンライン英会話との組み合わせがおすすめです。
Q5. 中学生から英会話を始めても間に合いますか?
間に合います。中学生は文法を理屈で理解できるので、話す練習と組み合わせると伸びが早いです。わが家も本格的に伸びたのは、小学校高学年から中学生の時期でした。
まとめ|中学生は「続けられる形」で選ぶ
NOVAの中学生コースは、学校の成績対策と英会話をまとめられるのが強みです。判断のポイントを整理します。
- 中学英語専科は中1〜3対象。月謝は税込で2万円前後
- 教科書準拠+外国人講師の英会話が1つのコースに入っている
- やめる理由の多くは「時間の都合」。振替の取りやすさを最優先で確認する
- 成績は家庭学習とセット。家でやることまで相談できるかを見る
- 通うのが難しい・マンツーマンが合う子は、オンラインも選択肢
中学生の英語は、レッスンの質より3年間続けられる形かどうかで差がつきます。体験のときに、時間とお金と家庭学習の3つを確認してから決めてください。