ここ数年、セブ留学に興味を持っている方がどんどん増えていますね!
今回は、必ずセブに行く前に知っていてもらいたい
セブでは、基本的に徒歩での移動は危険だと言われているのはご存知ですか?
セブのみなさんフレンドリーで陽気!とても魅力的な国民性です!
でも街を歩くと付きまとわれたりスラれたり…油断できない環境が多いんです。
なので移動手段に乗り物を利用する必要があるのですが、その乗り物でのトラブルが本当に多いです。
しっかり心構えしていきましょう。
Contents
乗り物の紹介
代表的な乗り物は以下のようなものになります。
- タクシー
- Grab タクシー
- バス(大きな施設を結ぶ循環型の公共バス)
- ジプニー
- トライシクル
- バイク
よくある乗り物トラブル
タクシー
注意
ぼったくり
タクシーは基本的にメーター制です。
初乗り80~90円くらいなのですが、このメーターが使われてないことも多いそうです。
タクシーに乗ったらまずはメーターが動いているかチェック!
動いてなかったら必ず使うように頼みましょう。
ただ、その頼りのメーターに細工もされてることも…。
乗り込む前に行き先を伝えて、だいたいの金額を聞いておくと安心ですね。
そして、タクシーは道端で捕まえるのではなく、ホテルやレストランで呼んでもう方が信頼度が高いです。
参考エピソード
私が、リゾートホテルでタクシーを呼んでもらった時、運転手さんから先に料金を提示された事もあります。
「200ペソだけどいいか!?」と事前交渉。
行きに利用したGrabタクシーよりも安い料金を提示してもらい、むしろいいの?と思いながら乗車させてもらいました。
ジプニー
地元の方がよく使うジプニー。日本でいうバスのような役割をしてくれるものです。
屋根つきの軽トラックのような形をしています。
↑中はこんな感じ
走るルートは決まっていますがバス停はなく、ルート内ではどこでも乗り降りできます。
行き先は車体に記されているのですが、土地勘や慣れが出てくるまではハードルが高いようです。
ただ、乗車賃は、めちゃくちゃ安いです。タクシーで500円くらいの距離を30円くらいで連れて行ってくれます。
注意
スリ
多くの地元の方が利用することもあり、中はギュウギュウ詰めの事が多いです。
その間に、そっと財布やスマホを抜き取られるケースが多いそうですよ。
…まぁ、この辺は日本でも一緒ですね、満員電車はすられやすいと聞きます…。
トライシクル
バイクにサイドカーを付けた乗り物で、マクタン島のローカルな町をたくさん走っていました。
基本的には乗り合いで、運転手に行き先を告げ許可が出たら乗せてもらえます。
料金は20円くらいから乗れるそうですが、他に乗車客がいない場合は200円くらい払う事もあるそうです。
注意
スリ
これもまたギュウギュウ詰めになることが多く、その間に財布などが取られることがあるようです。
*余談ですが、「あれ?なんでこんなところで渋滞?」と思ったらその先にはトライシクルがいる事が多いです。端によってくれてるのですが幅を取るので車がなかなか抜かせない。バイクでたくさんの人をゆっくり運んでいる姿がなんだか可愛らしいですよ。(ほっこりするのは余裕がある時だけですが…笑)
バイク
これもまた地元の方がよく利用します。
セブは渋滞がよくあるため、バイクだと車より早く目的地に着けることもあります。
注意
ぼったくり
バイクに乗る前に行き先を伝え、料金を尋ねましょう。
ここでも日本人はターゲットにされます。通常の2~3倍の料金を言われることが多いので「高すぎる!半額にして!」など伝えると安くしてもらえる事が多いそうですよ。
でもでも、中にはほっこり素敵なエピソードも…↓↓
参考エピソード
友人が薄暗くなった道を歩くのが怖く、近距離だったけどバイクの乗車を依頼したそうです。特に事前に交渉もせずに乗ったらしいのですが、降りた時に「近かったし無料でいいよ!!!」と運転手さん。
私も驚いたのですが、セブのガソリン代って日本と変わらないんです。他の物価が日本の3分の1くらいな事を思うと、近かったとはいえガソリン代は馬鹿にならないはず。なのに無料にしてくれるとは…。
1番おすすめ!Grab タクシー
Grabとは、タクシーを呼ぶことができるアプリのことです。(タクシーと言っても個人の車を使っているので、見た目は普通の車です。)
この方法が1番安心でお勧めです。
アプリで現在地と目的地を登録すると、近くを走っているタクシーが表示されます。
すでに料金や運転手さんの情報が表示されているので、納得する内容だったら「BOOK」を押し予約成立。
そのまま迎えに来てもらえます。待ち時間なども表示されるので便利ですよ。
メリット
- 料金が確定しているので安心
- タクシーより安いことが多い
- カード決済、もしくは現金払いを選ぶことができる
- アプリですでに目的地を伝えれているので、行き先の説明ができなくでも基本は大丈夫
- 車のサイズを選択できる
デメリット
- 登録時にSMS認証が必要(電話が使える環境が必要)
- なかなかGrabタクシーがつかまらない事がある
- 2台以上を同時に予約できない
参考までにTaxとGrab Taxiの値段の比較を…
Grab タクシー | タクシー | |
例1 | 260ペソ | 200ペソ |
例2 | 200ペソ | 250ペソ |
行きはGrabタクシー、帰りは普通のタクシーを使うケースがありました。(Grabタクシー がつかまらなかったため)
Grabタクシーの方が安い傾向にはあるとは言われていますが、大きな差はなさそうです。
(例1のタクシーに関しては、メーターを使用せず事前交渉だったので、たまたまGrabタクシーよりも安くすんだだけだとは思いますが…)
出待ちのキャッチに注意
スーパーやホテル、レストランを出るといろんな乗り物の運転手さん達が目をキラキラ?ギラギラ?(笑)させてみてきます。
みなさん我先に!!と声をかけてこられるのですが、これが結構怖い…
お世話になっていた学校でもよくよく注意されていたんです。
勧誘にはのらないでください!特に流暢な日本語を話す方は多額の費用を請求してくる可能性が高いです!
まさかの、その「流暢な日本語+勧誘」の誘いに乗ったエピソードが一つあるのでご紹介させていただきますね。参考にはなりませんが…
ドキドキそわそわのエピソード
ある日、スーパーを出たところでGrabタクシーがつかまらず、大人3人(+子供4人)で困っていた時があったんです。
そんな時に「タクシー待ってる?乗せてあげるよ?」と声をかけてきた男性がいました。
びびってすぐにお断り。といってもずっと誘ってきていましたが…。
そのまま、しばらくGrabタクシーを待っていたのですが、つかまらない…。
普通のタクシー乗ると2台に分かれなきゃいけないのが嫌だな~と思ってたところ、その男性からもう一声。
「ジプニーだから全員一緒にのれるよ!」とのこと。
と伝えると「この全員だけ!乗せる!安全!」…。
どうやら1台を貸し切ってくれるらしい…。条件は悪くないけどやっぱりなんか怖い…
と聞くと「ん~友達に託すからわからない!」とのこと。
…て感じのやり取りをしていたら、「500ペソ!」といきなり言ってきました。
「決まっとんのかい!」と心の中で突っ込む私。笑
500ペソ…絶対高く取ろうとしてるんです。ただタクシー2台を頼むと700ペソくらい払う必要がある距離。
明らかにぼったくろうとしてるのはわかるんですが、大人数のため条件は悪くない!
ぼったくりの対策の一つ「乗る前に運転手さんや車のナンバーの写真を撮る」を思い出し、
その男性と記念写真を撮ったり、席を離れてる間にお店の警備員さんに「あの人は安全な人なの?」と確認したり…失礼だとは思いつつ、あの手この手で不安をぬぐおうとしていました。
実際は、その男性は運転手ではなく、その辺を走ってるジプニーの運転手さんをつかまえて案内する係だったようです。渡したお金を運転手さんと山分けるという展開でした。
先払いだったこともあり、
と大人達はひやひやドキドキ。と同時に500ペソはどういう配分で分けられたんだろうと野次馬根性も 笑
運転手さんと道案内のため地図を見せながら話してたら、なんだか世間話をするようになり…そして、ちょっと仲良くなりました。
「日本にあこがれてるんだよね~いつか働きにいきたいんだ。ホテルマンとかいいかな~。」
「いくらあの人(案内係)に払ったの?ほんとは知ってる。500ペソでしょ?僕には300ペソしか回ってこないんだけどね(笑)い~のい~の!こうやってもらえるだけありがたいしね。」
みたいな内容を笑ながらしてくれました。
おろしてくれた時には、純粋に楽しくて運転手さんとみんなで記念撮影。
最初ビビってたことが嘘のように、すごく楽しい時間を提供してもらいました。
かなり予定外な流れになりましたが、フィリピンならではの乗り物、ジプニーにのってみたいと思っていたので、すごくいい経験にもなりました。
まぁ、結果オーライだったから笑える話ではあるんですけどね。
実際は、すごい金額を取られることもあるそうなので、次は怖いかな…。
まとめ
あれこれ不安になったり、ぼったくられたりするとせっかくの旅行も楽しさ半減。
安心して利用できる配車アプリ「Grab」を準備しておきましょう。
また、観光の場合はツアーを利用するのも1つの方法です。
セブシティやマクタン島に滞在の場合は、たいてい滞在場所までお迎えにきてくれますよ。
移動は安全に!楽しいセブの滞在になるよう、対策はしっかりして出かけましょう!!