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留学体験談

イギリス留学!語学学校の体験談

更新日:

またまた、イギリス留学体験談のご紹介をしていきたいと思います。

前回は、イギリス英語ってどんなところ?留学に向いている?を中心にお話させていただきました。

りくまま
今回は、語学学校での体験談をお伝えしていきます。

私が18歳~19歳の時に、一年間イギリスの語学学校に通っていた時のお話です。

ほんと情けない学生時代の私を赤裸々にしているのでこっぱずかしいですが、でもこんな人もいるのね…と、留学にご興味がある方の反面教師にしていただけたらと思います。

イギリスに留学してよかったか?

そもそも、留学してよかったと思うのかどうか。ここ大事です。

私は今なら自信を持って「YES !!」と答えられます。就職で一度英語から離れたものの、この経験のおかげで今の仕事につながっていますし、息子や周囲の方の役に立てれていると感じれるからです。

りくまま
でも、なぜ「今なら」なのか?

留学から帰ってからしばらくは、自分の英語力にコンプレックスを抱いていたからなんです。留学したのにこの実力か…と恥ずかしくて、留学経験者であることを隠す傾向にありました。

そして、英語の勉強を頑張りきってきたかと言われるとそうでもない…。

この情けなさも加わり、好きだったはずの英語なのに変に苦手意識を持つという本末転倒な結果となっていたのです。

りくまま
このへんは性格の問題ですね。下手なりに英語力は上がったわけで。なのに綺麗な英語じゃないから…と気にしすぎていたようです。

そして、どんなことに価値を感じれるか。この考え方の変化も「Yes!!」と力強く答えれるとうになった大切な要因です。

英語の実力に重きを置くと残念な気持ちになりますが、貴重な人生経験となったのは確かなんです。宗教、食べ物、文化、性格(もちろん人にもよりますが)本当に違うんですよね。こういう違いを目の当たりにするからこそ、自分自身について見つめなおすことができた気がします。

りくまま
日本の常識は世界の常識ではない…よく聞くけどこういうことか…となりました。

思わぬ変化

私は学校を休学して留学したのですが、それまでの学校生活では人間関係に悩みがありました。でも帰国後は、その悩みは吹っ切れていて。視野が広くなったおかげだと思っています。留学が私の人生を180度変えてくれたと本気で思っています。

語学学校のメリット

語学学校の話はどこへ行った?!てね…。すみません。本題に入ります。

学生時代の留学となると「語学学校」「地元の学校」でざっくり分かれると思います。英語の実力や留学の目的で選ぶのはもちろんなのですが、私は、性格も少なからず選択に影響してくるのかな?と思います。

高校や大学に留学してきた友達の話を聞くと、それはそれはハード…。ただ授業を受けるだけではなく、クラスメイトとディスカッションするなど強い精神力が必要のようです。

今の私ならそれをも楽しめるかもしれませんが、当時の私に耐えれたかどうか怪しいところ…。

もちろん、こういう高いハードルを乗り越えれたら、すごく成長するんですけどね。

なんせ世間知らずで精神的に子供だった当時の私。

そんな私は、語学学校に行ったからこそ楽しく伸び伸びしてこれたと思っています。それは、以下のような理由から。

ポイント

  • 英語がわからなくて当たり前という環境
  • フレンドリーなクラスメイト
  • 観光しやすい環境

英語がわからなくて当たり前という環境

授業もたわいのない話もなにもかも、最初はわからなすぎて撃沈でした。

レベル分けテストを初日に受けるので自分に合ったクラスにいるはずですが、見事に先生の言っている事もわかりません。でも、先生やクラスメイトは、わからないを前提にいてくれるので、とても暖かい雰囲気で迎えてくれました。

それでも落ち込むときもありましたが、「帰りたい!!もう嫌だ!!」という気持ちは一度も抱くことなく最初の壁?を乗り越えれたと思います。

フレンドリーなクラスメイト

長期休みの時期以外は、1人で留学している子がほとんどでした。基本的にみんな友達を作りたいという考えを持っていて、とても気さくな子が多かったです。新しく入ってきた子は英語が話せない子が大半ですが、放課後のスポーツなどを通じてすぐに打ち解けていました。

りくまま
私も、到着したその日にプールに誘われてわけもわからず参加。孤独感を一瞬でなくしてもらえました。本当に嬉しかったなぁ…

例外で、たまーーーにアジア人を差別することを言われた事もありましたけどね。でもそんな人はごく一部。

差別は肯定していいものではありませんが、これも現実。見方を変えればこれも自分が成長するチャンスなんですよね。

こういう環境にいると誰がなに人とか考えることなく、あなたはあなたという感覚が強くなりました。人と違う事を気にしがちだった私の性格も、留学を通じて少し強くなった気がします。

観光しやすい環境

これは学校による話ではありますが、私がいたところは月に一度、School Trip(日帰り遠足)がありました。

学校の先生が大きな車を借りてくれ、数時間かけて観光名所まで連れて行ってくれるんです。

りくまま
これが本当に楽しかった~!!
先生や仲間内でワイワイしながら、York 、Oxford 、Walesなどいろんな所に遊びに行きましたよ~。移動費は割り勘なので予算を抑えれるし、必要に応じて先生が丁寧にガイドしてくれるし…本当に最高の環境だったと思います。

関連

数か月前に息子と行った留学先(セブ)でも、生徒で希望者が集まるとツアーを貸し切って観光にいく事ができました。このように環境を楽しむためのフォローが手厚いと、慣れないうちでもいろんな経験ができて嬉しいですね。

セブ親子留学を考え中の方必見!準備、交通手段、アクティビティ、学校、子供の成長、すべてまとめてみました!

ちょっと苦い経験

冒頭でも述べましたが、私の英語力は残念な仕上がりで留学を終える事になりました。

その理由はなんでしょう…??

りくまま
迷うまでもなく、私の努力不足です。

が、環境も少なからず影響することもあって…。自分のダメダメを棚に上げて、少しデメリットを紹介させていただきます。(←や、まじで私がしっかりしていたらそれでよかったっていう話なんですけどね。)

環境

ネイティブの英語を聞く機会が少ない

語学学校だけにいるとネイティブの英語に触れる機会がすごく少ないです。

基本的にネイティブの英語を話すのは学校の先生、校内の食堂や売店のおじさんでした。

りくまま
先生達の英語が、まぁ~わかりやすい。

私が聞きなれたこともあるのですが、やはり聞き取りやすいように話す癖がついているんですよね、先生に。

最初はとても助かるポイントなのですが、ある程度分かるようになってくると、もう少し刺激がほしい…。そして、先生達は下手な英語でもき取ろうとしてくれるので、こちらも話しやすいんです。

この環境に慣れてしまっていると、いざ外に行ったときに戸惑う事は多かったです。

りくまま
ビックリするくらい店員さんと会話がなりたたなくて、心の動揺半端ない時もありました…笑

声質や話し方で全然聞こえやすさが変わってくるので、いろんなネイティブの方と話す機会は欲しいところ。どこかネイティブと触れ合える環境に積極的に出たらよかったのですが、保守的な性格が災いして行動に移せませんでした。

りくまま
あぁ…もったいない…

これは間違いありません。たくさんネイティブスピーカーと話す機会が設けれるどうかで、英語力は変わります。

勉強する場所

私は学校の敷地内にある寮に住んでいて、二人部屋のためルームメイトがいました。

ルームメイトとの相性はどうしてもあり、苦労している友達もいました。

私はありがたいことに素敵な相手に恵まれ、クラスメイト以上の特別な関係になれたと思っています。長期連休にはスイスにあるルームメイトの実家に遊びにいかせてもらうなど、とても素敵な経験もさせてもらいました。

しかし、生活リズムが合わないとなかなか勉強しにくい…。放課後は学校の図書館などを利用して勉強できるのですが、夜寝る前はなかなか…。勉強机の電気がついてると気になって寝れない子もいたので、共有のリビングへ…。するとそっちは夜更かし組のみんな盛り上がってる…。「へい!なんで勉強なんてしてるの!?こっちきなよ!!!」みたいなやり取りは多々ありました。すごく嬉しいことなんですけどね。

りくまま
でも、いろいろ焦りもあり、あの時は勉強するスペースが欲しかったな…なんて。

集中して勉強する場所は、ぜひとも確保しておきたいところです。

成長の差

学校に滞在しているとアジア組とヨーロッパ組で見事に滞在期間が違いました。(個人差はありましたが。)

アジア組は半年~1年が多かったのに対して、ヨーロッパ組は2,3か月が多かったです。

りくまま
この差は何…??

成長の差です。ヨーロッパ出身の子達は、この短期間でかなり英語力をつけて帰っていくのです。

私が半年くらい滞在しだしたころから、新しく来た子のケアをする機会も多かったのですが、最初はみんなあまり上手に話せません。単語とジェスチャーで伝えてあげて初めて理解するレベル。

が、1、2か月もしたらペラペラと話しだすんですよね…笑 本当にすごい。そしてうらやましい。

クラスレベルもあっという間に抜かされることもありました。国にもよりますが、母国語が英語と似てるものが多いんです。この言語の差は本当に大きい…。

比べても仕方ないので、私は私でただ頑張るしかないのですが、ちょっと切なくなることもありました 笑。まぁ、これも経験。そして、自分の努力不足であるは確かなので言い訳にはなりませんね

ただ、ちょっとほろ苦い気持ちになる事もありますよ…というお知らせで書かせてもらいました。

イギリス留学体験談のまとめ

今回お伝えしたのは、あくまでナヨナヨした頼りなかった私の経験談。

英語力をつけていろんな国の人と話をしてみたいという思いだけで行った留学でした。なので、将来にどう生かすなどもピンと来ておらず、具体的な目的もなくあやふやなまま

どの経験もあとあと大きな財産となっているのは確かなのですが、もう少しうまく環境を利用できたはず!と後悔は残ったままです。

当時の自分にアドバイスするなら、こんなことかな…。

  • ネイティブと触れ合うためにも、もっと一人で行動する勇気を持って!
  • 勉強ばかりして!という言葉を気にせず悔いなくやりまくって!
  • 下手でも気にせず、もっとどんどん自分の意見を言って!

 

語学学校は、コミュニケーションを楽しく育むにはとてもいい環境です。この楽しむ気持ちを持てる事はとても大切。

でも英語力を本気で伸ばしたいなら、自分で行動する必要があると感じました。

何を目的に留学するかにもよりますが、事前に自分の中にゴールを設置して、それに向けてどう行動するのか考えながら過ごす。

このように強い意志を持っているかで、結果は大きく変わると思います。

りくまま
ほんと、心から当時の私に伝えたい…。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

良ければ、冒頭でも軽く紹介させてもらったイギリス英語ってどんなところ?留学に向いている?も覗いてみてくださいね。

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りくまま

りくまま

小6の男子の母。 留学経験(学生2回、親子1回)を生かし、子供向けの英会話教室スタッフ&留学カウンセラーとして活動しています。 ※現在カウンセラーとしての活動は停止中 このブログでは、親御さんの悩みを解決するため、子供の英語学習の進め方や留学情報についてお伝えしています。 留学に関する相談も受け付けていますので、いつでもご連絡くださいね☆

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