こんにちは。本日もご訪問ありがとうございます。
突然ですが!「頭がいい人」にあこがれた事はありますか?

でも憧れつつも、他人事。
自分は平凡。科目によっては劣等性。私にとって「頭がいい人」は別世界の人なんです。
…これを、小学生の時から疑う事はありませんでした。
小学生からですよ!?早すぎませんか?????
どうにだって覆せるのに、希望すら持っていないんです。
そして、悲しい事に私のような学生は、世の中にたくさんいます。

どんな人でも頭が良くなる世界に一つだけの勉強法という本です。
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「そんなうまい話があるわけない…だまされないよ!!!」と思いながら手に取る私(笑)
実際、著者の坪田信貴さんも言っているんですよね。「楽して成績をあげれるようなうまい話なんてありません。」と(笑)
じゃ~どういうことなの!?!?!ですよね。

頭がいいとは?
そもそも「頭がいい」とはどういうことでしょう。
私が思い浮かべる「頭がいい」は、
- 計算や思考において、頭の回転が速い
- 学歴がある
- 知識が豊富
- 察する力がある
のような事でしょうか…
これらは、もともと生まれ持ったものだと思いますか?
坪田さん曰く、「ジアタマ」なんて存在しないそうです。
(坪田さんは、ビリギャルの著者であり、1300人以上の子供達に子別指導されてきた塾長さんです。)
先ほど上げた「頭がいい」のイメージは、全てある力が働く事によって生まれるものだそうですよ。
その力とは問題解決能力です!
ポイント
日々の生活で出くわす課題を、試行錯誤し、正しく解決する力の事です。

ジアタマなんて存在しない…このワードを聞くとちょっと可能性が見えて気ませんか?
力をつける方法は?
じゃあ、どうやって解決策を正しく導く力をつけることができるの…?という話で。
その勉強法を教えてもらえるのが、今回ご紹介させて頂いているこのどんな人でも頭が良くなる世界に一つだけの勉強法という本なんです。
楽しむ気持ちを育みながら、
ポイント
- 知っておきたい勉強の基本
- 自分にぴったりの勉強法の見つけ方
- 勉強を継続させるコツ
などを学ぶ事ができますよ。
本書からの気付き
勉強方法に関してはもちろんなのですが、そもそもの勉強への考え方にドキっとさせられた事がいくつもありました。
が、あまり書くと読む楽しみがなくなってしまうので、2つだけご紹介させていただきます。
ドキッとポイント①
勉強時間は長ければ良いと思っていない??
- 家事はテキパキこなせた方が効率的
- 仕事は早く終わらせた方が、できるやつ!
なのに
- 勉強は、長くしたほうがエライ!!!
本来、目的を達成するのにかける時間は短いほうがいい!という発想のはずなのに、なぜ勉強だけ…??
これは「勉強すること」自体が目的になり、「勉強の目的を見失っている」からなんです。

ドキッとポイント②
「頭が良くない」と勝手に決めてない??
みんなと同じように学校に行き、授業をうけ、宿題もする。なのに、自分の方が呑み込みが遅い…
こういう他者との比較が「自分はダメなんだ」の原因になりがちです。
でも、はたして本当に人よりも劣っているのでしょうか?
その答えが、とてもわかりやすく例えられていましたよ。
参考
人間を「土」だと例えていました。
学校では、とりあえず全ての土(生徒)に稲(という課題と勉強方法)が植えられます。
この時、稲が育ちやすい土壌である生徒は、どんどん稲を成長させるため「良い土」という評価を受けます。
逆に、稲が育たなかった生徒は「悪い土」と言われてしまうんです。
学校で植えたのが、トマトだったら?かぼちゃだったら??
「良い土」と評価をうけ、たくさんの実をつけていたかもしれないに、その可能性をごっそり見落とされてしまうのです。
例え自分は「頭がよくない」と思っていても、それは、自分に合った学び方をまだ知らないだけ。本当は計り知れないくらいの可能性を秘めているんですよ。
終わりに
お子さんの英語教育に関しても、先ほど出てきた「土」の話は該当します。
英会話教室とオンラインレッスンを天秤にかけた時、オンラインレッスンの方がメリットは多いと思います。(⇒オンラインレッスンについてはこちら。)
でも、お友達とワイワイすることが好きな子は、実際に教室に足を運んだ方が、英語を楽しく学べるのではないでしょうか。そして、その教室の内容も、机に向かう事が多いところなのか、ゲームが多いところなのか。
そもそも、お母さんと一緒におうち英語を学ぶ方が好きな子もいるでしょう。
どれかに合わなかったから「この子は英語が合わないんだ」という評価を下すのはもったいないですよね。ただその子に合った方法を見つけられていないだけなのです。
知らず知らずに作ってしまっている「枠」の存在に気付かせてもらえる素敵な本。
手に取ってみてはいかがでしょうか?お勧めです。