この記事では、学校で起きている英語教育の問題点について解説しています。
英語教育の強化が進み、2020年に小学校からの英語の授業内容が大きく変わり始めました。
- 2020年~小学校
- 2021年~中学校
- 2022年~高校
なんて思っていませんか?
英語未経験のお子さんにとっては、なかなか厳しい現実が待っているかもしれません。
ぜひぜひ知っておいて欲しい、学校の英語授業の様子をお伝えしたいと思います。
参考
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Contents
英語教育の問題点【授業内容の変化】
まずは、学校の授業内容の変化をお伝えしていきます。
小学校
今まで小学5年生から学んでいた内容を、小学3年生から学ぶことになります。
【3年生・4年生】
外国語活動という名の「聞く・話す」重視の英語授業(年間35時間)(成績は付かない)
【5年生・6年生】
教科として扱われ「聞く・話す・書く・読む」すべてを学ぶ英語授業(年間70時間)(成績が付く)
目標
基本的なコミュニケーション能力を養う
習得単語数:600~700語
中学校
中学校の英語の授業は、基本的に英語で行われるようになります。(英語で英語を学ぶ)
目標
身近な話題についての理解や表現、情報交換ができる程度のコミュニケーション能力を養う(英検3級程度)
習得単語数:1600~1800語
高校
高校では、今まで学生が苦手としてきたスピーキング・ライティングが強化されていきます。
目標
的確に情報などを理解し、意思疎通を行う能力を養う(英検準2級~2級)
習得単語数:1800~2500語
英語教育の問題点!高い中学英語のハードル
中学校で行われる【英語で英語を学ぶハードル】がとても高い事を。
小学3年生から英語の授業が始まるとはいえ、小学生の間に学べる英語は200時間程度です。
この程度の時間では、英語で説明されている事を理解するほどの英語力は育っていません。
参考
親の私達が公立の中学校・高学校で学習した時間は、約800時間。
(これでも理解するのは難しいのではないでしょうか。)
ごくわずかの授業しか受けていない状態で、中学校からは英語で英語の授業が始まるんです。(文法などは別)
決して、英語で英語の授業を学ぶ事を否定しているわけではないんです。英語力が高い国では、英語を英語で学ぶ授業は当たり前のように行われています。うまく機能すれば、英語力はすごく伸びるはずなんです。
でも、英語で英語の授業を実施している教育現場では、問題が起きてしまっているんですよ。
英語力の二分化
英語が理解できる子とできない子の差が、めちゃくちゃ開いているということなんです。
英語が理解できる子は、難易度の高い授業をこなすわけですから英語力は伸びます。
でも、あまり英語が身に着いていない子は、先生が言っている事が理解できないので、授業についていけません。
悪循環
授業が理解できない→苦手意識→学習意欲低下→ますます差ができる
英語教育の問題点への対策
ではこの二分化を防ぐためには、いったい何ができるでしょうか。
いわゆる【英語ができる子】がしているのは、「学校以外での英語学習」です。
幼い時から英語を学んでいるほど、理解が進んでいます。(もちろん個人差はありますが)
でもそれだけではなく、英語を口に出す抵抗感がなくなっていることも強みになっています。
なぜなら、今の英語の授業は【話す能力】も求められているからなんです。
英語を話せるようになるためには、少しずつでも英語を口に出していくしか方法はありません。
そして、この羞恥心はお子さんの年齢が高くなればなるほど大きくなる傾向にあり、話す能力が問われる年頃にタイミングが合ってしまうんです。
英語教育の問題点!まとめ
小学生まではまだ楽しめる子が多い、今の英語教育。
でも、中学校で始まる【英語で英語を学ぶ】授業で、英語の実力差が大きく出てしまいます。
お子さんが中学校でも授業についていくためには、学校だけの学習だけでは難しく、各家庭で事前の準備が大切!
言語は、才能ではなく、環境が大きく影響してきます。
逆に言えば、環境さえ整えてあげれば、学校で困らない程度の英語力を身に付けるのは難しくありません。
様々な英語学習の取り組み方を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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