このセリフをお子さんに言ってみた事はありますか?
ある場合、お子さんはどのような反応をしましたか?
お子さんによって様々とは思いますが、後ろ向きな反応をしたお子さんは多いのではないでしょうか。
子供の気持ちは尊重してあげたい。でも、できれば留学していろんな経験をしてほしい…
なんて考える親御さんの声が聞こえてきそうですね。(私も同じ考えです 笑)
確かに無理強いしての留学は、お勧めできません。
でも!お子さんの気分をのせ、前向きな姿勢にする方法はありますよ。
無理強いはよくありませんが、お子さんが乗り気になってくれたらよくないですか?!
Contents
子供が留学を嫌がる理由
留学に対して後ろ向きな反応をするのは、どのような理由からだと思いますか?
パターンは大きく2つに分けられます。
ポイント
- 留学をする事への不安
- そもそも英語・留学に関心がない
解決するためには、まずはお子さんが留学を嫌がる理由を知ることが大切です。
親御さんが想像するのではなく、しっかり本人から話を聞きましょう。
留学を嫌がるのは「不安」から
すでに英会話を楽しく通うなど英語に興味を持っている場合、もっともあげられる嫌がる理由は「不安」です。
- 英語が話せない…
- どんなところかわからない…
- 家族がそばにいない…
- 友達はできるのかな…
- わからない事があったらどうしよう…
未知の世界に行く事を想像した時、不安を抱かない方が不思議ですよね。
お子さんに留学を考えて欲しいと思った時、この不安をできるだけ取り除いてあげる事が大切です。
不安はどこから?
不安を取り除いてあげるためにも、具体的に何を心配し、不安になっているのか、お子さんに聞いてみましょう。
■英語が話せないから不安
知らない場所に行き、意思疎通ができなかった事を想像すると不安にもなりますよね。
大学や専門学校になると、英語が話せる事が前提になってくるため、話せない事はかなりきついと思います。
でも、語学学校の場合は「英語が話せない子が来る」を大前提に構えてくれています。
など声をかけてあげ、ハードルを下げてあげましょう。
特に小さいお子さんの場合は、ゲームをしたり、絵をかいたり。英語の基礎知識がなくても、雰囲気でわかる授業内容のところが多いです。
楽しいイメージを膨らませてあげましょう。
■行った先がどんな所かわからないから不安
子供に限らず、人は「知らない事」に対して不安を抱きやすいです。
なので、留学先ではどんな楽しみがあるのか、学校はどんな雰囲気のところなのか、ネットやパンフレットで様子を見せてあげましょう。
アクティビティなどを見せてあげる場合、お子さんの好奇心を刺激し、かつ、実際にチャレンジできるものがポイントです。
セブを例にあげると…
■親御さんと離れる事が不安
この不安を抱いている場合は、お子さんは単独で行くよりも、親御さんと一緒に参加できる親子留学をお勧めします。
ただ、一緒に行く事が難しい方もいますよね。
そんな時は、まずは国内にある留学体験施設で、英語や雰囲気に慣れていってみてはいかがでしょうか。
日本国内には、さまざまな留学体験施設がありますよ。
そして経験を重ね、お子さんが「一人でも行きたい!」となった時に、送り出してあげる方が、よっぽど実りある留学体験になると思います。
■友達ができるか不安
学校の団体がいる場合は例外ですが、大半は単独や親子などで留学しています。
なので同じように心細く「友達できるかな…?」という気持ちでいる子は多いんですよ。
特に小さい子供達は、同じレッスンルームで過ごす学校が多いです。
「みんなと一緒にゲームや歌ったりして、一緒にして楽しく過ごせるよ!」と安心させてあげましょう。
マンツーマンレッスンの場合も、みんながいる同じレッスンルーム内ですることが多いんですよ。
そして、もう1つ!大切なのは笑顔です!
言葉が通じないからこそ、表情が大切になってきます。
「最初は緊張するかもいしれないけど、怖い顔していたらお友達が話しかけにくいから、笑顔で「Hello!」と挨拶しようね!」と対策を伝えてあげましょう。
ただ不安になるより、対策があることで、勇気を出しやすくなります。
留学を嫌がるのは「拒絶・無関心」から
続いて、留学を嫌がる理由が「英語が苦手意識・無関心」からくる場合です。
英語が話せるメリット、留学するメリットをイメージできていますか?
そもそも、お子さんは、英語そのものに興味をもっていますか?
これらに欠けていたら、まずはこの根本的な所を刺激してあげる必要があるかもしれません。
英語に限らず、物事を学ぶのに大切な事は、目標を持つことです。
漠然としたものでも、この目標を持っているかどうかで、留学への意欲が全然変わってきますよ。
ポイント
まずは、お子さんに英語を話せるメリット、留学をするメリットを、具体的にイメージできるように話をしてみましょう。
不安でも無関心でもないけど嫌がる時
留学が不安なわけでも、無関心なわけでもない場合、お子さんは他にしたい事がある可能性があります。
でも、そんなに簡単な話ではないんだと、気付かされた出来事がありました。
参考
以前、留学した学校で、全然楽しそうではない男の子に会ったことがあります。
実際に話を聞いてみたのですが、その理由は「本当は部活の合宿に行きたかった。」でした。
すごく英語ができる子だったのですが、明らかに不服そうな彼。
親御さんはただ英語力を付けて欲しかったのか、それとも価値観を広げて欲しかったのか…。詳細は分かりませんが、本人の意思を尊重する大切さを目の当たりにしました。
親御さんが「お子さんに留学をしてもらいたい理由」とお子さんにとっての「留学の価値」について、まずは話し合う事が必要かもしれませんね。
まとめ
お子さんが留学を嫌がる場合、まずはお子さんの嫌がる理由を知りましょう。
嫌がる理由が「不安」の場合
- 英語へのハードルを下げてあげる(「英語が話せないから行くところ。英語が話せる子が来るとは思っていない。」などの声掛け)
- 留学先の写真やパンフレットを見せて、イメージしやすくする
- まずは国内留学施設で、英語や海外の方に慣れる
- 友達ができやすい環境の学校を選ぶ
理由が「無関心」の場合
- 英語が話せる事、留学のメリットをお子さんと一緒に考える
「不安」「無関心」のいずれも当てはまらない場合
- お子さんの話をじっくり聞き(お子さんに他にしたい事が隠れている可能性あり)お子さんと親御さんの意見をすり合わせる
この気持ちは危険です。まずは嫌がる理由をじっくり聞くことから始めましょう。
ポイント
留学先での成長は、自ら学ぼうとする姿勢がないと、なかなか伸びるものではありません。だからこそ、本人の意思が大切になってくるんですよ。
お子さんのタイプや興味を考慮して、語学学校の提案をさせていただくことができます!
英語ばっかりの環境は嫌!
いろんな世界観を持った人と出会いたい!
子どもが多い環境で過ごしたい!
とにかく英語力を伸ばしたい!!
などなど
ぜひ、ご希望をお聞かせください!具体的に学校を見て、経験者の意見を聞くとワクワクする気持ちが芽生える場合もありますよ!