この記事では、【フォニックスの効果・学び方】について詳しく解説しています。
このような悩みはありませんか?
- 英語の発音がもっと上手くなったらいいな
- リーディングが出来るようにしてあげたい
- 聞き取る力を付けてあげたい
- アルファベットを覚えた後は何をしたらいいの?
このような悩みを抱えた方におすすめしたいのが【フォニックス】。
今となっては、英語学習の基礎の1つにもなってるフォニックスですが、私達親世代は学んでこなかった方・知らない方も多いですよね。
英語力をぐっと引き上げてくれるフォニックスは、ぜひお子さんの英語学習に取り入れてほしい学習法の1つなんですよ。
フォニックスの効果
- 発音が良くなる
- 文字が読めるようになる
- 聞き取る力が付く
- 成長を自覚できるため、やる気が増す
子どものやる気も引き出してくれるフォニックス!!早速、解説していきますね。
Contents
フォニックスとは
もともとは、英語圏の幼稚園や小学校で取り入れられている、英語の文字と音を結びつけるための勉強方法です。
この方法で、文字の読み方を学ぶことができるんですよ。
ここでのポイントは、「英語と日本語の仕組み違う事」。
ポイント
- 英語:文字と音が違う
- 日本語:文字と音が同じ
英語は文字と音が違う
英語は「A」と書いてもいざ単語に使われると『ア、アー、オ…』など、いろんな読み方がありますよね。
アルファベットの文字と読み方は違い、しかも読み方は数種類あります。
*この規則性に当てはまらないものもあるので注意。
日本語は文字と音が同じ
対して日本語は、「あ」は『あ』とだけ読む
故に読み方が違うこと自体にあまり気を取られず、盲点になりがちのようです。
フォニックスは、日本の子供達が学ぶ50音順のようなもの!
英語の基礎となる大切な勉強法なのです。
フォニックスを学ぶメリット
フォニックスを学ぶ事で得られる効果を、具体的にお伝えしていきます。
- 文字が読めるようになる
- 発音が良くなる
- 聞き取る力が付く
文字が読めるようになる
フォニックスを学ぶと、文字が読めるようになってきます。
例えば、『CAT』を例にあげてみますね。
フォニックスのルールを知らないと、『CAT』を見たとき『シーエーティー』と読みます。
でもフォニックスのルールでは、『C』は『クッ』、『A』は『アッ』、『T』は『トゥッ』。
なので初見で『CAT』を見ても、ルールを組み合わせて『キャットゥ』と読めちゃうんです!!
すごくないですか?!初めてこのルールを知った時、息子も私も
余談ですが、少し興味深い事を知りました。
ネイティブアメリカンの友人に幼少期フォニックスを学んだか聞いたところ、「習ってない気がする…覚えてないだけかな??」「友達は何人かしてた気がするけどね~」と言っていたのです。
よくよく調べると、アメリカでも主流になったのはここ30年くらいの事。思いの他、歴史は浅かった…。
そして、英語圏の子供達が本を読めるようになるのは、日本では想像できないくらい大変な事だそうです。
そりゃそうですよね。「CAT」⇒「シーエーティー」と読むと意味が分からないのですから…。
発音が良くなる
英語圏に住まない私たちとっては、文字と音を結びつける以外にも、フォニックスを学ぶメリットがあります。
ポイント
発音が良くなる
フォニックスを知らなくても、何となくうまく発音する方法を知ってるものはありませんか?
例えば「F」は、下唇を噛んで息を吐きながら「フッ」みたいな感じの。
こうするだけで、ちょっとカッコよく聞こえますよね。
この「下唇を噛む」というコツを知ると知らないとでは大違い。
ネイティブスピーカーに英語が通じるかどうかが変わってきます。
このように、それぞれのアルファベットを、1からきれいな発音で学びなおせるのがフォニックス!
聞き取る力が付く
そして、もう1つのフォニックスのメリットはこちら。
ポイント
聞き取る力が付く
英語の基本となる音を学ぶことになるので、音の種類を知れば知るほど相手の言ってる言葉を理解しやすくなります。
例えば、『HOT』 『 HAT』『HUT』…日本人が聞き取りを苦手とする『ア』達。
すべて違う『ア』なのに、音の種類を知らないと全部同じ『あ』と聞こえがちです。
でも、フォニックスでいろんな種類の『ア』の音を知ってることで、何と言っているのか気づきやすくなるんですよ。
フォニックスを学ぶタイミング
フォニックスはすごく画期的な方法です。
しかし、小さいお子さんに取り入れていく場合は、先に英語をたくさん聞いてもらい、そのあとから始めましょう。
まずは、たくさん英語を聞く。そして、口に出す。
そこから、読み書きの始まりです。
フォニックスは、英語圏でもそれなりに言葉が話せるようになった段階の子供達に対して使われます。
小さい子供達は、まだ文字と音を結びつけることがあまり上手にできません。
また、子供達に負担をかけすぎないためでもあります。
単語やちょっとした言い方だけでも覚えることはたくさんありますよね。
ポイント
フォニックスを学ぶメリットの『聞き取る力』も、とても大切なポイントです。
ただ、まだ小さい子供達は柔軟な脳を持っています。(⇒英語学習いつからはじめたらいい?参照)なのでフォニックスという形にこだわる必要はありません。動画選びのポイントを押さえながら、そちらでたくさん英語を聞き、聞き取る力を付けていきましょう。
フォニックスの学び方
英語を聞きこみ、少しずつ英語を発するようになってきたらフォニックス開始です!
こういう時は動画の登場。YouTubeなどに、ためになる動画がたくさん溢れています。
動画を選ぶポイント
口の動きが見れるもの
これ大切です!話してる人の口元をよく見ながらマネする事が上達のコツだからです。
「A」も口を横に広げながら『ア』と発音したり。
日本語の『あ』とは口の使い方が全然違いますよね。
実際、私が息子に新しい英語を教えるときもよく私の口元を凝視してきます。
ただ、日本語英語の私…
英語を日常で使うためには下手でも私の出番!となりますが、きれいな発音は完全に動画頼みで、おうち英語を進めています。
動画のご紹介
フォニックス動画には、大きく2種類あります。
- 音楽になってるフォニックス
- 解説付きフォニックス
お勧めする使い分けの方法は以下のようになります。
音楽になってるフォニックス動画
こちらは、まだあまり単語を覚えていない段階でも、口の動かし方や耳を慣らすために使いやすい動画です。
私がおすすめなのを1つご紹介しておきますね。
ジェスチャーつきで、すごくわかりやすく発音してくれるので、かなり聴きやすいですよ!
解説付きフォニックス動画
こちらは、だいぶ英語を発することができるようになったタイミングで見ていきましょう。
ただ子供からすると楽しく!からは少し離れてしまうかもしれません。
まとめ
- フォニックスとは、英語の文字と音を結びつけるための勉強法。
- フォニックスを学ぶ事で、英語が読めるようになるだけでなく、発音、聞き取る力も上がる。
- 学び始めるタイミングは、英語の音になれ、少しずつ英語を発言しだしてから。
以上の事を頭に置き、お子さんの英語力アップのために、フォニックスを学ばしてみてはいかがでしょうか。
実際にフォニックスを取り入れた後の様子