お子さんが英語にだいぶ慣れてきた頃、
と、ちょっとマンネリ化してくることがあります。
「もっと英語を伸ばしてあげる方法はないかな…?」と悩まれる方も出てくるころかもしれません。
そんな時におすすめの方法は、読書です!
なんて感じる親御さんもいるかもしれませんね。
でもしっかり順序だてて読書に取り組めば、意外とスルッと読んで見せてくれるかもしれませんよ。
そして、この体験はお子さんに自信を付け、学ぶ意欲を育ててくれます。
Contents
英語力を伸ばしてくれる方法「読書」
英語力をステップアップさせたい時、確実に効果があるのが、読書です。
正確な発音で読めるようになれば、独学で英語の全技能を向上させていく事ができるんですよ。
読書がもたらす効果
- 英語習得するために必要な2700時間に早く到達する
- 語彙力が圧倒的に増える
- 英語を英語で理解する能力が育まれる
そして、この読書を「自分の意志」で行うようになると、より大きな学習効果が期待できるんですよ。
読書は最初が肝心
読書が英語力を向上させるにはすごくいい!とわかっていても、読書を嫌がるお子さんは多いです。
じっとしておくのが嫌、他にやりたい事がある…など嫌がる理由は様々ですが、根底に「読めないから、面白くない」を隠している子供達もいます。
読書に取り組みだす時、この「面白くない!」という印象は是非とも避けたい。
なので、最初から
となる準備をしてしまいましょう!!
この経験の積み重ねは、子供達に自信を与えます。
そして、親御さんが反応を見せることで(驚くなど)、お子さん達はどんどんやる気を出してくれますよ。
このように、たくさん反応してあげましょう!
正しくは、反応してあげる…というより、本当に驚かされる、というべきかもしれませんけどね。
(私は、息子がサラッと本を読んで見せてくれた時、心から感動し、オーバーリアクションみたいになりました 笑)
もしすでに「読めないから面白くない」と感じてしまったお子さんも、読書前の準備を改めて設け、再度チャレンジしてみましょう。
読書までの4ステップ
お子さんの英語力が、どのレベルにあるのかによって、スタートラインは違います。
本当の英語の学び始めも含めると、読書にたどり着くまでのステップは4つ。
- たくさん英語を聞き、英語そのものに慣れる
- 読み書きに興味を持ちだしたら、フォニックスを学ぶ
- 絵本の内容を読んだCDもしくはDVDを聞き流す
- 実際に絵本を読んでみる
そして、適当に絵本を渡せばいいわけではありません。
本の選び方にもポイントがあるんですよ!
- 子供のレベルにあった単語数のもの
- 物足りなさを感じるくらい、短いストーリーのもの(目安:10ページ前後)
1.英語に慣れる
英語学習をこれから始める場合は、まずは英語そのものに慣れ、英語に興味を示してもらいましょう。
まずは、たくさんの英語を聞いて、何となくでも慣れていく必要があります。
Hello や Thank you.など簡単な言葉でも、わかる事を増やし、理解できる喜びを感じてもらいましょう。
また、英語を学ぶ目的を持つ事も、効果的。
2.フォニックスを学ぶ
英語に慣れてきたら、次第に読み書きにも興味を持ちだします。
街中には英語があふれていますよね。
「あれってなんて書いてるの?」など質問をしてくれるようになったら、楽しみながらフォニックスに取り組んでくれるタイミングです。
英語そのものへの興味はまだ薄くても、お子さんがすでに日本語の読み書きに興味を持っている時期でしたら、軽くフォニックスの動画などを見せ、反応をみてもいいかもしれません。
意外とあっさり受け入れてくれることもあります。
ただ、抵抗感を見せるようでしたら無理強いは絶対にせず「1.英語に慣れる」で、お子さんが英語に興味を持つのを待ちましょう。
3.絵本のCDを聞き流す
フォニックスがある程度身に着きだし、読める単語が増えてきたら、絵本の内容に沿ったCDやDVDで聞き流しをしましょう。
この工程を飛ばして、直接リーディングに取り組んでもいいのですが、まだ英語の経験が浅いとスラスラと読むことはできません。
そこで、先に絵本の内容を耳から覚えてしまうのです。
最初に手に取る絵本のストーリーは短いため、繰り返し聞いてるとすぐに内容を覚えます。
軽く口ずさむようになったらチャンス!!いよいよ、リーディング開始です!
ちなみに…音から入った場合、リーディングの発音がすごくきれい!!聞いてる親御さんもきっと嬉しくなってきますよ!
4.実際に絵本を読んでみる
など、お子さんの心をくすぐるような声掛けをして、絵本を渡してみましょう。
なんて難色を見せるかもしれませんが、この段階まできていると、内心ノリノリだったりするんですよ。
そして、フォニックスで学んだ知識を使って、ゆっくりと読み出します。
全てがフォニックス通りの読み方ではないので、読めない単語も出てきますが、事前に聞いてたCDのおかげで推測が立てやすい!
ゆっくりでも、初めて手に取った絵本が読めるんです!
本人も自分の英語力に驚き、「もっと読んでみたい!!」のチャレンジ精神があふれ出します。
この「もっと!!!」の気持ちを育てる事が、読書を好きになってもらうのにはとても大切。
絵本選びのポイント
絵本が読める自信を付けるためは、絵本選びは大切です。
ポイント
子供のレベルにあった絵本
着目するのは、単語数とストーリーの長さです。
- 単語数:1ページに5単語前後
- ページ数:10ページ前後
これらの数字が絶対というわけではなく、とにかくめちゃくちゃ簡単な絵本を選びましょう!という事なんです。
あっさりと読み終えるくらいがちょうどいいのです。
「ちょっと難しい本」は、もう少し先にとっておき、慣れるまでは「読書が楽しい!」の気持ちを大切に育てていきましょう!
お子さんのステップにぴったりと合わせられる専用の絵本もあるんですよ。
海外でも日本でも、子供達に大人気の絵本があるので、こちらに紹介しておきますね。
まとめ
英語力が伸ばせる効果的な方法は、読書です。
読書の効果
- 英語習得するために必要な2700時間に早く到達する
- 語彙力が圧倒的に増える
- 英語を英語で理解する力が育まれる
読書への抵抗感を減らし、自ら「読みたい!」という意欲をそだてるためのポイントはこちら。
- たくさん英語を聞き、英語そのものに慣れる
- 読み書きに興味を持ちだしたら、フォニックスを学ぶ
- 絵本の内容を読んだCDやDVDを聞き流す
- 実際に絵本を読んでみる
そして、初めての絵本は、めちゃくちゃ簡単なもので挑みましょう!
簡単に読み切れるものを何冊も読む事で達成感を味わい、自信を付けてくれます。
楽しみながら読書をし、いつのまにか英語力が伸びている!
絵本選びに迷ったら